寒いので、アパレルっぽい話を

いや～・・・・・　

急に秋が深まってまいりました。。

どうも、カイキです。

10月19日、土曜日、、さっむい！！

外はくもり。。DONYORI。

 店の外はこんな具合。
 なんともさみしい。

うちのビルも、もっと小売店が入ってくれば人も集まるのになあと思いながら、
土曜の午後を過ごしております。

近くには赤レンガとか、中華街とか、山下公園とか、
おいしいパンケーキ屋さんとかいろいろあるので、
是非遊びに来てほしいです。

ちなみに最寄駅は、日本大通り駅です。


というわけで、
今日はWEB SHOPに何点か商品をのっけようと思っておりまして、、

なにをのせようかと。

まずは寒くなってきたからアウターやろ。ということで、

僕が今一番おすすめのアウターをのせます。


そのアウターとは、、、、

 こちら！

こちらはおそらく、50～60年代のものと思われる、
ハンティングコート的なやつです。

その名の通り、狩猟の際に使用される




ハンティングタイプのアイテムが最近注目され、
ドメスティックブランドがこぞってハンティングアイテムをリリースしてる、
ような気がします。

よくみられるデザインとして、

背中の大きなポケット。

ゲームポケットとと呼ばれ、
狩った獲物をい入れるポケットだったそう。

そのためか、ポケットの内側にはPVCにような加工がしてあり、
防水になっております。

獲物の血などが染みないようにするためでしょうかね。。

今となってはなかなか使わない機能ですが、
僕にはグッとくるポイントの一つです！


そしてこのコート、、、、
リバーシブルなんです。

裏は赤がまぶしい、中綿入りキルティング。。。

なんておしゃれ～なコートなのだろう、

と、僕は思いました。

おそらく半世紀は前に作られたであろうモノが、

現代で新品の服に劣ることなくカッコよさを発揮している。。。。


なんてすばらしいことだろう。

そして新品のモノには出せない、
ビンテージ特有の雰囲気。。。

むしろ現行品よりもカッコよく見えてしまいます。

僕も学生時代はあまり古着は着なかったけれど、、、
なぜだかどっぷりと古着の世界に浸かってしまいました。


僕はこのコートを半世紀は前のモノと記しましたが、
 これはどういうことかと言いますと、、、、


こちらをご覧ください。

そう。
ジッパーです。

使われているジッパーでおおよその年代が分かります。

なんともマニアック。。

このコートに使われているジッパーはCROWNという会社が作っていたジッパーで、
ジッパー界異端児等と呼ばれているようで、
ビンテージジッパーファンの間では人気の高いジッパーブランドの一つです。

CROWNジッパーは1940年代に、厳しい軍用規格をクリアし、
第二次大戦中、一部のミリタリーウエアに使われ、
戦後のミリタリーウエアにも多くみられます。

軍納入の傍ら、一般のウエアにも使われており、
このコートはその一つと推測できます。

年代が決定的になったのは、このCROWNジッパーが1964年以降、
操業しなくなってしまったからです。

CROWNジッパーは独自のジッパーのの製法・耐久性などから、
低コストジッパーブランドに遅れをとり、そのままついていけなかったそうです。。

何とも切ないお話です。。

そのようなことから、50年代から64年までの間に作られたものだと判断しています。

なんだか謎解きみたいで、楽しいです(笑)


 そして、こんな量の文章が書けてしまうほど魅力の詰まったコートということ、
分かって頂けましたでしょうか？？

え？


長すぎ？



我慢して読んでくださいな。。


このコートはスパッと売れてしまうような気がするなあ。
僕も欲しいのですが、、、

\19,800 + tax　

WEB SHOPでも取り扱中！！
早い者勝ちです！
→VINTAGE REVERSIBLE HUNTING COAT

気になる方は是非お店に試着へ！
いいことあるかもしれませんよ(笑)


卒論でビンテージウエアについて書けばよかったかな。。


それでは(笑)